ついにポーカーで人間に勝つAIが登場 !?


DeepStackと名付けられたAIプログラムが第6感を学習に取り入れて、ポーカーでも人間に勝つ日が来たかもしれません。

DeepMind(現Google)が開発したAlfaGoが2015年10月に囲碁世界ランキング1位のプロに勝ったことは大きな話題となりましたが、AlfaGoの開発者はその頃すでに次に目指すAIが人間を超えるゲームはポーカーだと決めていました。そして2017年1月11日、早くもarXiv.orgに下記の論文が投稿されました。
DeepStack: Expert-Level Artificial Intelligence in No-Limit Poker
arXiv.orgには査読前の論文が投稿されるためまだ審議中ですが、もし本当なら画期的なAIが登場したことになります。

まず、対象としたポーカーはノーリミット・テキサス・ホールデムというゲームです。囲碁と異なる点は、ポーカーは他のプレイヤーが行動するときにそれまでに起こっている情報をすべて把握することができないという点で、不完全情報ゲームと呼ばれます。不完全情報ゲームのAIは長年取り組まれてきたのですが、計算に必要な1回の手数が膨大なため機械には困難とされてきました。特にノーリミット・テキサス・ホールデムは取りうる手の数が10の160乗あると言われています。

DeepStackはポーカーゲームを自分自身と何回も対戦して、その中でディープラーニングを使って任意のゲーム場面で第6感を自動的に学習することに成功しました。ここでは第6感とは計算する手数を効率的に削減する近似手法を指しています。

また、既にDeepStackは人間のプレイヤーと対戦し、プロの勝利率の9倍の性能となっているそうです。論文が認められればAIに第6感を学習させた画期的な手法として大きな話題となりそうです。

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